「グリーン手前でパターしたいのに、ライン上にスプリンクラーがある…」
この状況、通常ルールだけだと救済できないことが多いです。
でも、多くのコースでは モデルローカルルールF-5(スプリンクラー救済)が採用されていて、条件を満たすと ライン上でも無料救済できます。
まず結論:救済が「ある/ない」を決めるのはここ
✅ ① ボールが “グリーン上” なら(通常ルールで救済あり)
ボールがパッティンググリーン上にある場合、異常なコース状態/動かせない障害物がプレーに干渉するなら、**無罰で救済(プレース)**が取れます。
✅ ② ボールが “グリーン外” なら(通常ルールではライン上だけだと救済なし)
一般に **一般区域(フェアウェイ/ラフ)で「ライン上にあるだけ」**は救済対象になりません(スタンス/スイングなど“物理的干渉”が必要)。
✅ ③ ただし「F-5(スプリンクラー救済)」が採用されていれば、ライン上でも救済できる場合あり
これが今回の主役。
スプリンクラー救済(F-5)とは?
委員会(コース)が採用できるローカルルールで、
グリーン近くの動かせない障害物がライン上にあるとき、追加の救済を許すものです。
まず確認:そのコースにF-5があるか?
- スコアカード裏/掲示板/ローカルルールに
「Immovable Obstructions Close to Putting Green」「MLR F-5」等があればOK - 迷ったら同伴者に一言
「このコース、スプリンクラー救済(F-5)あります?」
F-5が使える条件(超重要:2×2ルール)
USGAの整理が一番わかりやすいので、そのまま覚えてOKです。
✅ F-5で救済できるのは「全部満たす」時
- ボールが 一般区域(General Area) にある
- 動かせない障害物(スプリンクラー等)が ライン上にある
- その障害物が グリーンから2クラブ以内
- ボールがその障害物から 2クラブ以内
覚え方:グリーンから2クラブ & ボールから2クラブ(2×2)
F-5で“やっちゃダメ”な例(よく揉める)
- ❌ ボールがペナルティーエリア内(基本F-5対象外)
- ❌ 明らかに不自然なラインを選んで「ライン上だから救済」と主張(合理的なラインが前提)
- ❌ そもそもF-5が採用されていないのに救済する
F-5のやり方(手順はRule 16.1bの無料救済と同じ)
F-5は「特別な落とし方」ではなく、Rule 16.1b(一般区域の無料救済)で処置します。
手順テンプレ(止まらない)
- 「F-5使っていい?」を同伴者と確認
- **ニヤレストポイント(完全救済の最近点)**を決める
- このときの「完全救済」には ライン上の干渉も含めて消すのがポイント
- そこから 1クラブ以内に救済エリアを作る(ホールに近づかない)
- 膝の高さからドロップ(㉖の通り)
「ニヤレスト(最近点)で、ライン干渉も消える場所」を探すのがF-5のキモ。
具体例(初心者の“あるある”)
例:グリーン手前のフェアウェイ、スプリンクラーがカップへのライン上
- ボール:一般区域
- スプリンクラー:グリーンから2クラブ以内
- ボール:スプリンクラーから2クラブ以内
→ F-5が採用されていれば無料救済できる
迷った時の最強フレーズ(これで揉めない)
- 「これ、F-5(スプリンクラー救済)あります?」
- 「2×2(ボール2クラブ・グリーン2クラブ)満たしてます?」
- 「ニヤレストポイント、ここで合ってます?」(“ナイスな場所”じゃなく“最近点”)
内部リンク(セットで回遊させる)
- ㉗ カート道救済(ニヤレストポイントの考え方)
- ㉖ ドロップのやり方完全版(膝の高さ/2回→置く)
- ㉕ 揉めないルール10個(救済全体)
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