カート道(舗装路)やスプリンクラーは、基本「動かせない障害物(immovable obstruction)」として、条件を満たせば無料救済ができます。
でも初心者が詰むのはここ:
- 「どこに動けばいいの?」
- 「1クラブってどこから?」
- 「ライン上にあるだけで救済できる?」
このページ通りにやればOK。
まず結論:カート道救済は“この3ステップ”
✅ 一般区域(フェアウェイ/ラフ)ならこれ
- ニヤレストポイント(完全救済の最近点)を決める
- そこから1クラブレングスで救済エリアを作る(ホールに近づかない)
- 救済エリアにドロップしてプレー
救済できる条件「干渉(interference)」って何?
✅ 救済できるのは、基本このどれか
- ボールがカート道に触れてる
- カート道が スタンス を邪魔する
- カート道が スイング を邪魔する
❌ よくある勘違い:ライン上にあるだけ
一般区域では「ライン上にあるだけ」では原則救済なしです。
(※ただし、グリーン周りでローカルルールF-5が採用されているコースだと追加救済がある場合があります)
そもそも救済が「ナシ」になる2パターン(ここ超重要)
1) ボールがペナルティーエリアの中
ペナルティーエリア内は、原則 無料救済なし。
2) 明らかに無理な打ち方を選んでいる
“普通に打つなら邪魔じゃないのに”、変なスタンスやクラブ選択で邪魔にしてる場合は救済できません。
【一番大事】ニヤレストポイントの決め方(初心者向けに超簡単)
ニヤレストポイント=
**「カート道の干渉が完全になくなる場所のうち、一番近い点」**です。
決め方(テンプレ)
- いつも通り打つクラブを決める(例:7番)
- “そこにボールがある想定”で、カート道から離れた場所に立ってみる
- スタンスもスイングも、カート道に触れなくなる最短の場所を探す
- そこが ニヤレストポイント
注意:「一番いい場所」じゃなくて「一番近い場所」。
右にも左にも取れるなら、近い方が正解です。
救済エリア(1クラブ)の作り方
一般区域の無料救済は、こう決まっています:
- 基準点:一般区域のニヤレストポイント
- サイズ:そこから 1クラブレングス
- 条件:
- ホールに近づかない
- 一般区域のまま
- “完全救済”が取れている
ドロップのしかた(迷ったらこの記事にリンクでOK)
- 救済エリアに ドロップして、救済エリア内で止まればOK
※ドロップの基本(膝の高さ、2回出たら置く等)は、㉖「ドロップ完全版」に内部リンクすると親切。
状況別:カート道救済はここが違う
A)ボールが一般区域(フェアウェイ/ラフ) → 無料でドロップ
上の基本どおり。
B)ボールがバンカー内 → 原則無料だが「バンカー内に落とす」
無料救済は取れますが、ニヤレストポイントも救済エリアもバンカー内が条件。
どうしても外に出したいなら、1罰打で後方線上という選択肢になります。
C)ボールがグリーン上 → ドロップじゃなく「プレース(置く)」
グリーン上は、最も近い完全救済点に**置き直し(プレース)**です。
(ニヤレストポイントはグリーン上または一般区域になる場合があります)
あるあるQ&A(ここで揉める)
Q1. カート道が“スタンスだけ”邪魔。救済できる?
できます(スタンス干渉もOK)。
Q2. ライン上にスプリンクラーがある。救済できる?
原則できません(一般区域ではライン干渉だけは×)。
ただしコースがローカルルールF-5を採用していると、グリーン周りで追加救済できる場合があります(掲示板やスコアカードのローカルルールを確認)。
Q3. ニヤレストポイントがラフで損した気がする…
それがルールです。“得する場所”を探すルールではなく、“一番近い完全救済点”に戻すルール。
同伴者に聞くときの一言(最強)
- 「これ、**カート道救済(16.1)**でいいですか?」
- 「ニヤレストポイント、ここで合ってます?」
- 「このコース、スプリンクラーの**ローカル救済(F-5)**あります?」
関連記事(内部リンク用)
- ㉖ ドロップのやり方完全版(救済の手順)
- ㉕ 揉めないルール10個(OB/暫定球/池/救済)
- ㉔ 到着〜スタートまで完全ガイド(止まらない)
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